革新的な“今行くべき”サウナを表彰『サウナシュラン2024』発表 7年目にして女性専用&大阪エリアの施設が初受賞
革新的な「今行くべき全国のサウナ施設」を選出する『SAUNACHELIN(サウナシュラン)2024』が、今年も11月11日の“ととのえの日”に発表・表彰された。 【写真】1位に選ばれた「TOTOPA 都立明治公園店」ほか、TOP5の施設 同賞は、100施設以上のサウナプロデュースをはじめ、日本を拠点にサウナでイノベーションを起こしているサウナクリエイティブ集団・TTNEの主宰で2018年にスタート、今年で7年目を迎えた。 日本各地のサウナをめぐるさまざまな業界の“プロサウナー”が審査委員となり、全国1万2000以上ともいわれるサウナ施設の中から、水風呂・外気浴スペース・ホスピタリティ・男女の有無・料金設定・清潔性・エンタテイメント性・革新性などの観点で評価し、今年は11施設がランキング形式で発表・表彰された。 1位は、国立競技場の目の前という抜群のロケーションに誕生したスパ施設「TOTOPA 都立明治公園店」(東京都・新宿区)。男性用フロアは、個性豊かな3つのサウナ空間に加え、水深約160センチの水風呂を含む2種類の水風呂、外気浴を中心とした3つの休憩エリアがあり、3×2×3=18通りのととのい体験が味わえる。 続く2位は、昨年4月にオープンした関東最大規模のサウナ施設「サウナ東京」(東京都・港区)。細かなアップデートと大型リニューアルを重ねながら常にレベルアップしているだけでなく、レディースデーや、サウナ東京アウフグースチーム「STAT」を中心としたイベントなども続々開催しており、昨年の順位をキープした。 なお、今年のハイライトは、サウナシュラン史上初となる女性専用施設、大阪エリアにあるサウナ施設の受賞。 3位にランクインした女性専用施設「TREATMENT SAUNA SteaMs.」(東京都・港区)サウナ、水風呂、休憩のルーティーンでととのえるサウナとは違う、新しいアプローチで、女性が我慢することなく心から気持ち良いと感じるリラクゼーション環境を実現したことが評価された。 一方、4位に選ばれた大阪エリアの「大阪サウナDESSE」(大阪府)は、川、蔵、庭、森、茶室、はなれ、水面+貸切サウナ・結びといった趣向が異なる8つのサウナと4つの水風呂を用意した、都市型サウナ施設。23年4月のオープンからいくつものアップデートを重ね、サウナ室も6部屋をリニューアル。格段にレベルアップし、今年初の受賞となった。 ■『SAUNACHELIN 2024』受賞施設一覧 1位 TOTOPA 都立明治公園店(東京都新宿区) 2位 サウナ東京(東京都港区) 3位 TREATMENT SAUNA SteaMs.(東京都港区) 4位 大阪サウナDESSE(大阪府大阪市) 5位 北こぶし知床 ホテル&リゾート (北海道斜里郡) 6位 別邸 仙寿庵(群馬県利根郡) 7位 CYCL(山梨県南都留郡) 8位 Hiki stargazing sauna(広島県広島市) 9位 星野リゾート 青森屋(青森県三沢市) 10位 塚原から風呂(香川県さぬき市) 11位 泊まれるサウナ屋さん 品川サウナ(東京都品川区) 特別賞:大谷元気炉六号基 殿堂入り:北こぶし知床 ホテル&リゾート ※3度目の入賞で殿堂入り