<ここに注目>待望の東海大対決 相模の防御をこじ開けたい甲府 選抜高校野球
東海大甲府・三浦諒太主将の話
(秋季関東大会で勝利した試合で)東海大相模には、5安打に抑えられた。もっと打たないと全国で通用しない。秋の大会ではまだまだ守備でも打撃でも隙(すき)が多かった。挑戦者の気持ちでいきたい。
OBに中日・高橋周平ら プロ多数輩出
東海大甲府(山梨) 1946年創立の私立校。74年から東海大学の系列校となる。「伸ばせ人間力」をスローガンに掲げ、強い使命感と豊かな人間性を備えた人材育成を目指している。 野球部は58年に創部。81年に夏の甲子園に、87年にセンバツにそれぞれ初出場を果たした。87、90年のセンバツで4強。中日・高橋周平や日本ハム・渡辺諒、ロッテ・高部瑛斗ら多くのプロ選手を輩出している。 他の部活動も盛んで柔道部は2019年の全国大会で2階級で5位に入った。OBは漫画家の鈴ノ木ユウさんら。
「粘り強さ、もう一度みせて」生徒会長の中島甲斐さん
昨年の秋季関東大会の東海大相模戦は試合の中継をプロジェクターで映し、クラスメートみんなで応援しました。九回裏で逆転した時は歓声がわき、私は鳥肌が立ちました。センバツ出場が決まった時は自分のことのようにうれしかったです。 甲子園の初戦の相手が東海大相模に決まった時は驚きましたが、一度勝ったからには、また勝ってほしい。関東大会の時の粘り強さをもう一度みせてほしいです。 現地に行けるかどうかはまだ決まっていませんが、心を一つにし、どこからでも選手たちに思いが届けられるよう、応援します。皆さんは私たちの誇りです。練習の成果を発揮し、東海大甲府の縦じまを見せつけてきてください。