清水の主将・北川航也の処分内容が決定。報復行為での退場によって3試合の出場停止と15万円の罰金|Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】Jリーグは29日、明治安田J2リーグ第36節の栃木SC戦で退場処分を受けた清水エスパルスに所属するFW北川航也の処分内容を発表した。
問題となったのは27日、カンセキスタジアムとちぎでの栃木戦だ。同試合の83分、栃木の森俊貴のスライディングを受けたあと、倒れ込んだ後に足裏で森の肩の辺りを蹴り付ける行為をしてしまうことに。その結果、報復行為によるレッドカードが提示される事態となった。 ただ、清水はその後もリードを守り切って1-0で勝利。J1自動昇格を決めるに至った。 Jリーグは29日、規律委員会における北川の処分内容を発表。3試合の出場停止と15万円の罰金が科されることになり、この処分理由についても発表している。 「両選手ともに倒れている状態で、相手競技者の右肩に対して左足で過剰な力を用いて蹴った行為は、『選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)』に相当すると判断、3試合の出場停止処分と罰金(15万円)とする」 出場停止は3試合となっているものの、「同大会の全日程が11月10日を以て終了すること、出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、同選手の出場停止試合は2試合とする」としており、実質的には2試合の出場停止で来季のJ1リーグ開幕戦には出場が可能となる。