阪急阪神HD、角和夫会長退任 CEO後任は嶋田泰夫社長
阪急阪神ホールディングス(HD)は20日、同日付で角和夫会長(75)が退任すると発表した。健康上の理由としており、グループ最高経営責任者(CEO)と取締役も外れる。会長職は当面空席とし、グループCEOは嶋田泰夫社長(60)が兼務する。 角氏は阪急HDと阪神電気鉄道が経営統合して2006年に発足した阪急阪神HDの初代社長を務め、経営効率化を進めながらグループの収益力を高めてきた。 一方、子会社の阪急電鉄が運営する宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)で昨年9月に所属俳優が急死した問題に適切な対応ができていないとの批判もあった。