“最強の神が祀られる” として『やりすぎ都市伝説』で紹介! 関東屈指のパワースポット「大甕神社」ってどんなところ?
今年の3月に放送された『やりすぎ都市伝説』で、あばれる君が「最強の神が祀られる神社」として紹介していた大甕(おおみか)神社。新海誠監督作品の大ヒット映画「君の名は。」のスピンオフ小説「君の名は。Another Side:Earthbound」にも前日譚として登場しているそうです。 ◆【画像】“最強の神が祀られる” パワースポット 大甕神社の全ての写真を見る(全18枚) 私コージー中嶋、ここ数年は身体の不調やツイていないことが続いていたので、今年は各地のパワースポットめぐりをしていこうと思っていたので、そのストーリーに俄然興味が湧いてきました。最強の神が祀られる大甕神社やいかに!?
■なぜ大甕神社は「最強の神が祀られる神社」と言われるのか?
大甕神社は、正式名称を大甕倭文(おおみかしず)神宮といい、茨城県日立市にあります。有名な観光スポット国営ひたち海浜公園からも比較的近い場所です。創祀は皇紀元年(紀元前660年)とのことで、主神は武葉槌命(たけはつちのみこと)という織物の神様。地主神は甕星香香背男(みかぼしかがせお)という星の神様だそうです。 茨城県には、鹿島神宮と香取神社(※千葉県一宮の「香取神宮」を総本社とし、同じく経津主神を祭神する神社)という、これまた立派な神社がありますが、古(いにしえ)の昔この辺り一帯を平定していたのが、その鹿島の武甕槌神(たけみかづちのかみ)と香取の経津主神(ふつぬしのかみ)。この二神は、多くの神々や草木・石類にいたるまでを平定してきたそうです。しかし、悪しき神? の甕星香香背男を従わせることは出来ませんでした。そして、先の二神に替わって大甕に赴き、甕星香香背男の霊力を「宿魂石(しゅくこんせき)」に封じたのが武葉槌命であったと伝えられています。 (※大甕神社パンフレットおよびHPなどより要約) また、「大甕(おおみか)」とは、神と人の住む境界として、大きな甕(みか=かめ のこと)が埋められていたことが由来とも言われています。
■大甕神社へ参拝! しかし、その道程は険しく
御本殿に行く前に、まずは拝殿に参拝。予備知識がないと、コチラへの参拝だけで終わってしまいそうですね。 なぜなら周りの景色や拝殿の趣だけでも、とっても雰囲気があるからです。 この龍は「笑龍」というらしく、拝殿前の鳥居から龍を見ながら近づくと口が開いて笑っているように見えるそうです。そして拝殿での参拝を済ませたら、いよいよ御本殿へ。 拝殿の脇に御本殿へと続く参道。そして、この参道入口に甕星香香背男の霊力を封じ込めたという宿魂石が鎮座します。 続いて、大きめの瓦礫かのような石畳の参道を登っていきます。 すると「境界石」といわれる、5円玉やドーナツを半分にしたみたいな大きな石が現れます。『やりすぎ都市伝説』で、あばれる君も潜っていたものです。番組では、これを「現世と異界との境界」と説明していましたが……。 現世の悪しき縁を断ち切り、開運招福を祈念するするものだそうです。 自分も祈念しながら潜ってみます。 自分の “悪しき縁” は断ち切れたでしょうか? 断ち切れることを願いながら本殿への道を進みましょう。 本殿への道は様々なものが出現。まるでダンジョンを進んでいく冒険者になったような気分です。