「僕だけのもの!」ママさんを追いかけるダックスフンド お散歩よりもお家で抱っこされたい甘えん坊
「どこに行くんですか」「ママさんは僕だけのもの」「僕から離れちゃダメです」とばかりに、世話するママさんの後ろを追いかけ離れないダックスフンドのルキくん。 【写真】保護後、すぐに甘えん坊ぶりを発揮しました 推定年齢8歳ほどで、2023年秋に動物愛護センターに収容されていたワンコです。
てんかん持ちだが、元気いっぱい。ときにウナギイヌ状態になることも
ルキくんの出自やバックボーンは明らかになっていませんが、こんなにかわいい性格なら、きっと第二の犬生をつかんでくれるはず、と保護団体、アイドッグ・レスキュー隊が引き出しました。そして、団体に提携する預かりママさんのもとでお世話を受けることになり、家に迎え入れられてすぐに冒頭のような甘えっぷりを見せるようになったというわけです。 ルキくんは突発性てんかんの持病があり、ときに発作を起こすことがありますが、それ以外は、ほぼ月齢通りの健康状態。オヤツをねだる際には、全身をくねらせて甘えてきてくれますが、その姿はまさにウナギイヌ。 それもまたルキくんが元気である証拠。あまりのかわいさを前に、つい甘やかし予定外のオヤツをあげてしまう預かりママさんでした。
外の散歩よりも家の中でママさんと過ごすほうが好き?
聞き分けも良くお利口さんのルキくんですが、ただ一つ他のワンコと異なるところがあります。ほとんどのワンコが大好きなお外の散歩ですが、ルキくんは散歩に行ってもさほどうれしくなさそうで、用を足すなどのルーティンを終えた後は「ママさん、早く帰りませんか?」とつまらなそうな顔をします。 そして家に連れて帰ると、またうれしそうに預かりママさんの後ろをくっついて歩きます。外ではなく家の中で、預かりママさんとだけ遊んでいたいようです。
ひとりぼっちになる時間がない家庭が望ましい
いつか見つかるであろう飼い主さん家庭は、ルキくんがひとりぼっちになる時間がなく、思いっきり甘えさせてくれる家庭が良いように思いました。また、重篤ではないものの、てんかん発作もあるので、そばに寄り添ってくれる里親さんが望ましいようです。 現在、ルキくんは大好きな預かりママさんの世話を受けながら、「待て」「ぐるり」など、できることを少しずつ増やしている途中です。近い将来、たっぷり甘えさせてくれる里親さんと縁が結ばれると良いなと思います。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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