【体験談】留学生と寮で共同生活 カルチャーショックの連続、気づいた私の「変化」
共同生活で深まる絆
経済経営学部2年の榎本那美さんは、国際交流サークルのイベントで友達になった留学生から国際学生寮のことを教えてもらい、RAに応募しました。 「大学生の時にしかできないことをしたいという思いがあり、また国際交流にも興味がありました。国際交流のパーティーやイベントに参加してみたものの、どうしても一時的にしか仲良くなれなくて関係を築くことが難しかったのです。RAになってよかったと思うのは、一緒に住んでいるので、会話や出かける機会が増えて交流を深めていけることです。日本に留学してよかったことや日本の好きなところなど、留学生自身の経験や思いを直接聞くことができるのもいいところです」 グローバルハウス調布では、個室3部屋と簡易キッチン、トイレ、シャワーがある3Kの居室を3人でシェアして生活しています。さらに建物内には、寮生みんなが利用できるラウンジやキッチンなどの共有スペースもあります。 「私のお気に入りの場所はラウンジです。行けば誰かがいて、くつろげるスペースです。特に約束はしていなくても、集まったみんなで一緒に料理をしながらおしゃべりをしたり、『SPY×FAMILY』や『葬送のフリーレン』などのアニメを見ながらご飯を食べたりしています」 また、ウェルカムパーティーやフェアウェルパーティー、ハロウィンなど、季節に応じたパーティーを開いたりしています。 「さまざまな国の人たちと交流を図るためのパーティーを企画するのは意外と難しいです。言語の違いから言葉を使うゲームは難しかったり、食べ物を出すにしても文化的にNGのものもあるので注意しないといけなかったりします。だからこそ、みんなが参加できるゲームや料理など、共同作業を通して親睦を深められるようなものを企画しています」 日々の共同生活やパーティーを通して育まれた友情は、留学生たちが退寮後も続き、SNSでお互いの近況をチェックしたり、連絡を取り合ったりしています。