【平和島ボート・サンスポ杯 東京ダービー】今泉友吾の相棒29号機に復調の兆し
2連対率トップの威力を発揮する。5号艇で挑んだ初日3Rで今泉が5コースから鮮やかなまくり差しを決めて快勝。1号艇の後半11Rは国分のまくりに屈して2着に敗れたものの、気配は決して悪くない。 「まくられても2着に残せているし、悪くはないと思う。でも、エンジンの勝率ほどではないですよ。レース足はまずまずです」 今シリーズの相棒は2連対率首位の29号機。エースの座は19号機と72号機に明け渡したが、徐々に復調の兆しは見えている。 プライベートでは2021年に同期で登録番号が1つ違いの富樫麗加との結婚を発表。翌年の2月GⅠ関東地区選(桐生)で特別戦初制覇を飾り、昨年は自己最多の年間5Vをマークするなど順風満帆な歩みを続けている。「エンジン抽選の引きが良くなったと思う」と好調の要因を明かす。 当地は13年5月に初出走&初勝利。15年に初優出を果たし、18年にはデビュー初Vを飾ったメモリアル水面だ。「走っている回数が多いのはあると思うけど、相性はいいですね」と資料を眺めて驚きの表情を浮かべた。 2日目4、12Rでもポイントを重ねて予選を折り返す。(加納空樹)