鹿児島県東串良町でピーマンとキュウリ出荷シーズン…選果場で初荷の出発式、生産者ら拍手で見送る
鹿児島県内一のピーマンとキュウリの産地・東串良町で、出荷シーズンを迎えた。12日、同町のJA鹿児島きもつきの選果場で初荷の出発式が行われ、生産者ら約200人がピーマンなどを積んだトラックを拍手で見送った。 【写真】重さでピーマン仕分け「せんかちゃん」載せるだけで1秒1個のペース…特産県・宮崎の高専生が開発
東串良産のピーマンとキュウリは、県の「かごしまブランド産品」に指定されている。同JAによると、ピーマンは苦みが少なくて食べやすく、キュウリはシャキシャキ感の歯ごたえが特徴。九州や近畿、東海地方を中心に出荷されている。
今シーズンは10月下旬からの天候不良の影響で、初荷の出荷量としては例年の半分程度にとどまる。同町園芸振興会の永野敏郎会長(69)は「今シーズンは出荷のピークが1か月遅れになりそうだが、味は例年と変わらずおいしい」と話していた。