「不倫はどうせバレる」は間違い?“バレない不倫”をする姑息な男女が回避している2つの行動
②不倫バレの対策を過信し、妻・夫の洞察力をみくびっている
2つめは、自分の不倫バレ対策を過大評価しすぎている、もしくは妻・夫の洞察力や勘を過小評価してしまっているタイプ。 これだけ徹底的に不倫隠しの工作をしていれば絶対にバレっこないと思っていたり、自分のパートナーを鈍感だと決めつけて多少のことなら怪しまないだろうと油断していたり……。 例えば、不倫相手のLINEの登録名を苗字にし、さらに帰宅前に毎回メッセージのやりとりを削除しておけば大丈夫だろう。 例えば、不倫相手とのお泊りは絶対せずに、遅くなっても毎晩きちんと帰っていれば「仕事が忙しい」でごまかし切れるだろう。 例えば、不倫相手のために急にオシャレや身だしなみにこだわって色気づいたとしても、変化には気付かれないだろう。 そうやって自身の対策を過信しすぎていたり、パートナーのことを甘く見すぎていたりすると、その油断が命取りになるなんてことはよくあるパターン。
不倫バレのきっかけは些細な出来事
筆者が聞いたことのある不倫バレのきっかけのなかには、女性の香水などが付かないようにと匂い対策はしていたつもりだったものの、“休憩”で立ち寄ったラブホ独特の匂いがジャケットについており、鼻のきく妻が浮気に勘づいたという事例がありました。 ほかにも、家族共有で使っている動画配信サービスの「視聴中コンテンツ」に表示される、ドラマや映画の系統に違和感を覚えた夫が、なぜ妻の趣味が変わったのかと勘繰るようになり、妻が同僚の年下男性と浮気していることを突き止めたという事例もありました。 ちなみに、自身への過大評価や相手への過小評価で不倫バレしてしまうというのは、独身時代も結婚後も遊びまくっているような人が陥りやすいケースです。
成功体験が多いゆえに「バレるはずない」と油断してしまっている
100%絶対にバレない不倫対策なんてこの世にはなく、本人がどんなに入念に準備したつもりでもバレない確率はたいてい90%程度。残り10%はバレるリスクがあるもの。 けれど遊び人タイプの人ほど、その90%の対策でこれまでさんざん浮気してきてもバレなかったという成功体験があるがゆえに、過信して油断してしまうのかもしれません。 逆に言うと何年、何十年と“バレない不倫”を続けられるのは、かなりの臆病者ということは往々にしてあるもの。どんなに何重もの不倫バレ防止対策を施していても、「いつバレてもおかしくない」と緊張感を持ち続けているような人は、油断はしないので対策のアップデートを怠りませんし、常に慎重に行動しているからです。 ――繰り返しますが、不倫がいけない行為であるというのは大前提。そのうえで、“バレる不倫”と“バレない不倫”の違い、おわかりいただけたのではないでしょうか。 <文/堺屋大地> 【堺屋大地】 恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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