【KNOCK OUT】龍聖、アルゼンチン強豪を下しISKA新王者に!久井との雪辱戦をアピール
株式会社 Def Fellow 格闘技イベントMAROOMS presents 『K.O CLIMAX 2024』 2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館 ▼第12試合 ISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者決定戦/3分5R 〇龍聖(TEAM KNOCK OUT/初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者) 判定3-0 ※50-47、48-47×2 ●ブライアン・ガビオ(アルゼンチン/メインイベントチャンピオンシップ63kg級王者、ガラチャンピオンシップ63kg級王者) ※龍聖が新王者になった 【フォト】龍聖、アルゼンチン強豪を撃破!激闘シーン 龍聖は、17戦無敗(11KO)のKNOCK OUTエースだったが、今年6月、階級上のKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座に挑戦すると、同ライト級王者の久井大夢に2度のダウンを奪われ判定負けした。 対するガビオは、36勝(26KO)2敗と高いKO率を誇る2冠王者。映像を見ると一撃KO、そして相手を煽りまくり謎のポーズを繰り出すなど、龍聖と似た、身体能力が高いヤンチャタイプのようだ。 1R、龍聖は前蹴り、右カーフキック、左の速い蹴りで技を散らす。ガビオは右の素早いパンチで攻撃。龍聖は蹴りとパンチのコンビネーションで、じっくり崩しにいく。ガビオは飛びヒザ蹴り、素早い左のパンチが攻撃。ガビオの右で龍聖が倒れるシーンはあったが、これはスリップと判断される。 2R、ガビオはワンツーを飛ばしていく。龍聖は前蹴り、左ミドルキックにキレがある。さらに回り込みながら右のパンチの落ち下ろしの龍聖。だが、ガビオの右が入り龍聖の動きが止まる場面も。龍聖は左のパンチをヒットも、ガビオは崩れない。ガビオは右のパンチから左の蹴りで攻撃も、龍聖も負けずに打ち返した。 3R、ガビオは右の強打。龍聖はパンチからカーフキックを返す。ガビオの突進を止めるために、龍聖は前蹴り、ヒザ蹴りで迎え撃つ。ガビオは龍聖のパンチに合わせてバックブロー。だが、龍聖は三日月蹴りをボディへ連発。狙いをボディへ定めた龍聖は、パンチを腹に叩き込む。ここで、少しずつ差がついてきたか。 4R、ガビオは右の強打。龍聖は前蹴りをボディへ。龍聖の前蹴りに右を合わせに行くガビオ。龍聖はボディストレートでダメージを与えに行く。ヒジ打ちの反則注意を受けるガビオ。龍聖は、ボディから顔面にパンチを集めるもダウンを奪うことはできず。勝負は最終ラウンドへ。 5R、龍聖は右アッパーでガビオのアゴを跳ね上げる。ガビオは前蹴りで止められながらも、右、左とパンチを放つもこれは不発に。龍聖は前蹴りで冷静に試合を組み立てている印象。ガビオはカーフキックをヒットしながらパンチでダウンを狙うも、龍聖は左右に動いて対処する。終始、的確にポイントを奪っていた龍聖が判定3-0で勝利した。 ISKA新王者となった龍聖は「ただいまー。KOでいい姿見せたかったんですけど、不甲斐ない試合をしてしまいました。立ち技は、今良くない状況だと思いますが、稼げる業合いに戻したい。キックボクシングを守りたい。あと来年6月、小僧(久井大夢)にやる返すから、負けるなよ!」とアピールした。