毒親と良い親の境界線はどこ? カニエ・ウェストと愛娘の関係を探る
とはいえノースは父の跡を継ぐ気満々。昨年雑誌アメリカ版『i-D』のインタビューで将来なりたいものややりたいことを聞かれると「ラッパー、バスケットボール選手になりたい。アートワークを制作して売りたい。そしてYeezyとSKIMSを経営したい。私は経営者になりたいんだ」。10歳にしてこの受け答え。頼もしいとしか言いようがない。
【いい親?】現妻と娘もいい関係
2023年1月にデザイナーのビアンカ・センソリと結婚したカニエ。ノースには早々に紹介したよう。結婚の数週間後にカニエがビアンカとノースを連れてマリブの人気レストラン「ノブ」に行っているところを目撃されている。3月には一緒にユニバーサルスタジオに遊びに行ったり、教会に行ったり。揃って来日し東京近郊のサンリオ・ピューロランドに遊びに行っていたこともある。継母娘がうまくやっていけるのはカニエだけの力とは言えないが、カニエとノースの間に信頼関係があったことも大きいはず。
パパ大好きな女の子の場合、父の新しい恋人に嫉妬するという事例もよく聞くがノースにそんな気持ちはないもよう。関係者は新聞「ミラー」に「ノースはビアンカのことを超クールだと思っている」。父が選んだ女性を全面的に認めているよう。むしろ嫉妬に苦しんでいるのはキム。それもカニエとビアンカの関係にではなく、ノースとビアンカの仲良しぶりに妬いているという。ビアンカがキムそっくりで一部では「キムのジェネリック」と呼ばれているのはご存知の通り。そのジェネリックに愛娘のハートを奪われたのだから、嫉妬に狂うのも頷ける。