毒親と良い親の境界線はどこ? カニエ・ウェストと愛娘の関係を探る
キム・カーダシアンの間に 4人の子どもをもうけているイェことカニエ・ウェスト。幼い頃からカニエにそっくりだと囁かれてきた長女のノース・ウェストが最近ますますカニエに似てきたとマスコミを賑わせている。例えば歯にアートを施してみたり、父の過去のワードローブを着てみたりと行動もファッションもそっくり! 人種差別発言や恋人に対するモラハラ疑惑など問題が多いカニエだが、ノースにとってはいいパパのように見えなくもない。そこで今回はこれまでのカニエやキム、関係者の発言をもとにカニエとノースの父娘関係を徹底深掘り。果たしてカニエは理解ある良き親なのか、毒親なのか、その答えを見つけてみたい。 【写真】キム似の美少女に成長中!ノース・ウエストの成長アルバム
【いい親?】娘は母に代わる生きがい
若かりし日のカニエにとって大切な存在だったのが母のドンダ。彼女の名前を自身が設立したプライベートスクールにつけていることからもその存在の大きさがわかる(この学校も安全面や衛生面に問題があると元教員らから訴えられるという、極めてカニエらしい代物なのだが)。ドンダは小さい頃からカニエの創作活動を徹底的にサポート、彼が成長してからもアワードに同伴。彼のクリエイティビティをどう育ててきたのかに関する本も書いた。しかし2007年に脂肪吸引手術の合併症で亡くなってしまう。その死から立ち直れず、カニエはメンタルヘルスの問題を抱えるように。うつ病の症状を見せるようになる。
そのカニエを救ったのがノースだった。2013年にノースが誕生した直後に出演したトーク番組で「時々何のために生きているのかわからないと思うことがあった。でも今は生きる目的になっている2人の特別な人、家族がいる」とコメント。ファンを感動させていた。ちなみにもう1人はもちろん当時はラブラブだった妻のキムである。
2016年には出演したラジオ番組でノースへの愛をアピール。「娘が何を言いたいのか知りたいんだ。俺は娘を守りたい。ナイキからアディダスに移ったのも娘のためだ」と語っていた。「成長する機会がある。アディダスには愛と称賛がある。娘のためにいい人生を送りたいんだ」。実現できているかは謎だが、カニエの中では「いい人生」を目指しているもよう。