元職員が顧客の預金約3950万円を着服 顧客からの問い合わせで発覚 金は生活費や遊興費に【長野・松本市】
顧客の預金を無断で解約するなどの手口でおよそ4000万円を着服したとして、松本信用金庫の元職員が28日付けで懲戒解雇されていたことが分かりました。 懲戒解雇されたのは、松本信用金庫の浅間温泉支店で事務を担当していた職員です。 2019年5月から今年10月にかけて複数の顧客の預金を無断で解約するなどの手口でおよそ4000万円着服していたということです。 先月18日、顧客からの口座に関する問い合わせで発覚したということです。 着服した金は生活費や遊興費、借金返済などに充てていたとみられています。 松本信用金庫は、刑事告訴に向けて準備をしていて、被害に遭った顧客に対しては説明と謝罪を行った上で全額補償するとしています。