本拠地騒然 ドジャース165キロ剛腕が復帰登板8球で緊急降板 今季初登場で右脚負傷 自力で歩けずベンチへ 球団発表「右太もも裏の張り」
「ドジャース―フィリーズ」(6日、ロサンゼルス) ドジャースの中継ぎ右腕ブルスダー・グラテロル投手が今季初登板。1点を追う六回から3番手で登板したが、打者3人目、8球を投げた直後に右脚を痛めて緊急降板した。球団は右太もも裏痛と発表した。 自力で歩くことができないほどの症状。トレーナーらに両脇をかかえられてベンチに下がった。悔し涙なのか、目に手をやる仕草を見せた。 メジャー6年目のグラテロルは最速165キロを誇る剛腕。20年2月に前田健太投手とのトレードでツインズからドジャースへ移籍した。昨季は68試合に登板して4勝2敗7セーブ、19ホールド、防御率1・20の好成績。将来のクローザーとして期待されているが、開幕前に右肩を痛めて負傷者リスト入り。長期の離脱を強いられた。