最も稼いでいるのは?欧州日本人VS韓国人、最新年俸ランキング1~10位。上位は韓国勢が占める!?
5位:冨安健洋(日本代表)
生年月日:1998年11月5日 推定年俸:622万ユーロ(約9億9000万円) 所属クラブ:アーセナル(イングランド) 24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト 冨安健洋はアーセナルで推定622万ユーロ(約9億9000万円)の年俸を受け取っている。これは日本人DFとして現在最高額だ。 日本屈指のDFとして早くからヨーロッパでキャリアを積んできた冨安は、2021年夏にイタリアのボローニャからアーセナルに加入した際に、年俸342万ユーロ(約5億4720万円)の契約を交わした。 その後、度重なる負傷に苦しみながらも、ピッチに立てば安定したパフォーマンスでチームに貢献してきた。2023/24シーズンは主に左サイドバックとしてアーセナルの貴重なオプションとなり、2024年5月に新契約を締結。年俸が現行金額に大幅上昇していることが、クラブの冨安に対する評価の表れと言える。 今シーズンは開幕前にひざを痛めた影響で長らく離脱していたが、10月5日のサウサンプトン戦で実戦復帰。MFのトーマス・パルティに代わってピッチに立った冨安は、待望の今シーズン出場を果たした。 日本と韓国の選手の中ではトップクラスの年俸を受け取っている冨安だが、アーセナルでは16番目に高い給料で、チーム内では比較的安い。それでも、毎シーズン負傷離脱が繰り返していることを考えると、決してコストパフォーマンスが良いとは言えないかもしれない。
4位:鎌田大地(日本代表)
生年月日:1996年8月5日 推定年俸:653万ユーロ(約10億4000万円) 所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド) 24/25リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト 鎌田大地は、推定653万ユーロ(約10億4000万円)の年俸を受け取っている。これは、このランキングに登場する日本人選手として最高額だ。 サッカー日本代表の鎌田は、2017年夏にサガン鳥栖からドイツのフランクフルトに加入した際、年俸44万ユーロ(約7040万円)の契約だった。その後2018年8月にシント=トロイデンへレンタル移籍するも、2019/20シーズン開幕前にドイツへ復帰。同シーズンの活躍でフランクフルトとの契約を更新し、2020/21シーズンには200万ユーロ(約3億2000万円)に上昇した。 フランクフルトでの素晴らしいパフォーマンスで評価をさらに高めた鎌田は、2023年夏に契約満了で退団の道を選び、イタリアのラツィオに年俸385万ユーロ(約6億1600万円)の条件で加入した。 しかし、イタリアでは適応に苦しみ、満足のいく結果を残せず、契約延長のオプションはあったものの再び退団を選択。チーム最高額の年俸を用意したクリスタル・パレスを新天地に選んでいる。 ただ、鎌田はクリスタル・パレスで難しいスタートを強いられている。ここまでプレミアリーグ6試合に出場しているが、得点もアシストも記録しておらず、批判の声が高まっている。チーム最高年俸を受け取る期待の新戦力なだけに、周囲は堅実なプレーではなく、決定的な仕事を求めており、ここまでの鎌田はそのインパクトを残せていない。 クリスタル・パレスは、リーグ戦第6節終了時点で3分け3敗で18位に低迷しており、不振の原因は鎌田だけにあるわけではないが、もっと期待されているのは確かだ。