エバートンがダイチ監督解任、チームは直後のFA杯で勝利
【AFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのエバートンは9日、FAカップの試合を前にショーン・ダイチ監督の解任を発表した。チームはその後、3部ピーターバラ・ユナイテッドを2-0で下し、勝ち上がりを決めている。 【写真】暫定指揮官のベインズ氏と主将のコールマン ダイチ監督の解任はピーターバラ戦のキックオフ約3時間前に発表された。クラブの新オーナーである米フリードキン・グループは、元指揮官のデビッド・モイーズ氏と復帰に関する話し合いを行っていると報じられている。 チームは今季リーグ戦19試合でわずか3勝にとどまって16位と低迷しており、降格圏との勝ち点差は1となっている。 ピーターバラ戦のエバートンは、元所属選手で現在U-18チームの監督を務めるレイトン・ベインズと主将のシーマス・コールマンが共同で指揮を執り、解任前にダイチ監督が選んだ先発メンバーが起用された。 42分にベトの先制ゴールで沈んだファンの雰囲気を高めたエバートンは、後半アディショナルタイムにイリマン・エンディアイェがPKから追加点を挙げ、新たな船出を切った。 ベインズ氏は「きょうはいろいろな面で特別な日だった。監督が仕事を失うのは決して良いことではないが、それでも皆が自分の仕事を続けなければならなかった」「試合に勝つことは常にポジティブだ。次に何が起こるかはよくわからない。きょうは物事がとても目まぐるしかった」と振り返った。【翻訳編集】 AFPBB News