【外食最強ダイエット術】『餃子の王将』の太らない食べ方をボディメイクのプロ・石本哲郎が伝授!
トラップメニューに気をつけるべし
「ダイエット中だからヘルシーに麻婆豆腐にしよう」なんて人もいるかもしれませんが、これはNG。豆腐料理って良いイメージがあるけど、とんでもない! 「麻婆豆腐」は油を使ってる量がえげつないんです。ラー油が浮き上がっていることからもわかる通り、かなり脂っぽい! 豆腐の良さを簡単に打ち消すほどの威力があります。いいもの食べてる風で食べちゃうと、思わぬしっぺ返しを食らいます。 もうひとつのトラップメニューは「カニ玉」。卵は準完全栄養食といわれるほどの良い食材なんですが、これもまた油が思いっきり使われています。卵自体にある程度脂質があるうえ、更に油を吸っちゃてるんで、栄養バランス的にはかなり脂質が飛び出たメニューになってます。このカニ玉をチャーハンにぶっかけた「天津炒飯」なんてダブルで悪い! 一番ダメなメニューと言えます。
ビールを飲むならごはんは諦めるべし
最近、“町中華飲み”が流行っていますが、『餃子の王将』もちょい飲みにも使えるお店。ジャストサイズの唐揚げ、ニラレバ、ビールの組み合わせだったら、たんぱく質もしっかり摂れるし、ビタミンAも摂れるため悪くはないですね。町中華の唐揚げだと、もも肉で油ギッシュで量も多かったりするので、王将のむね肉の唐揚で飲むほうがよっぽど健康的かもしれません。
ただし、ビールはアルコール+糖質なので、ごはんはなるべくカットしましょう。糖質が重複する上、アルコールという無駄なカロリーを摂っている分、どこかで減らさないといけない。ごはんで糖質をカットするのが、もっとも無難な選択肢になります。
結論
たっぷり油を使った中華料理は、基本的に若返りやせには不向き。優秀食材である豆腐も卵も、すべからくNGメニューに変身させてしまうほどの強敵です。良い脂質を摂れない中華では、いかにして脂質を減らすかが一番の課題。『餃子の王将』メニューの中では、調理で一切油を使わない「棒棒鶏」がもっとも優秀です。そして普通ならダイエット的にNGの唐揚も、「餃子の王将」のむね肉を使った唐揚なら、意外と脂質が抑えられているため選択肢のひとつになります。