「首位は25兆円超え」コロナ禍期間を含む波乱の10年で、累計の純利益が大きかった会社トップ300
稼ぐ力がある会社はどこなのか。単年では、一時的な要因に影響されることもあるが、長期で見ることで、企業の安定的に稼ぐ力を知ることができる。そこで今回は、10年間の累計純利益の多い順にランキングを作成した(変則決算が含まれる会社や10年以内に新規上場した会社は対象外)。 【ランキングを見る】10年間の累計純利益1~50位 ■自動車、メガバンク、通信会社が強い 首位はトヨタ自動車。10年間の純利益の積み上げ額は25兆2618億円と断トツだ。2024年3月期には過去最高の4兆9449億円をたたき出している。
上位を自動車、メガバンク、通信会社などが占める中で、7位にランクインしたのはソニーグループ。近年はスマホ向け画像センサーやゲーム事業などが好調だ。 2015年3月期には1259億円の最終赤字に沈むなど苦しい時期もあったが、劇的な復活を遂げた。 全体では1兆円を超える純利益を積み上げたのは79社にのぼった。うち58社は、コロナ禍期間を含むこの10年間で最終黒字を維持し続けてきた。 (※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
■10年間の累計純利益1~50位 ■10年間の累計純利益51~100位 ■10年間の累計純利益101~150位 ■10年間の累計純利益151~200位 ■10年間の累計純利益201~250位 ■10年間の累計純利益251~300位
東洋経済オンライン編集部