「日本人という枠だけでなく、世界的に見ても最高峰」アーセナル冨安健洋が“痺れる”プレミア優勝争いを語る「誰しもができる経験ではない」
「去年と違うところだとは思う」
英国時間5月19日(日曜日)の16時、2023-24のプレミアリーグ(PL)はシーズン最終節を迎える。残り1試合の現時点で首位に立つのは勝点88を積み重ねたマンチェスター・シティ。4連覇を目ざすチャンピオンのすぐ後ろを勝点2差で追いかけるのが冨安健洋の所属するアーセナルだ。 【画像】アーセナルの来シーズン用新ユニホーム 12日の時点で暫定首位に立っていたガンナーズ(アーセナルの愛称)だが、その2日後の14日、消化試合が1試合少なかったシティが敵地でトッテナムを退けることに成功。これにより、最終節を目前にして、ついに逆転でペップ・グアルディオラ監督率いる王者が首位に躍り出たのだった。 前節のマンチェスター・ユナイテッド戦後、左サイドバックとしてフル出場した冨安は「勝てて良かったなと思います」と安どの表情を見せた。序盤からチーム全体に硬さが見られて足取りが重い印象を受けたが、日本代表DFも例外ではなく、「身体が重かった」と試合後に明かしたほどだ。 「個人的にちょっと今日は身体が重かった。後半最後の方に行くにつれて集中力も上がってきた。前半は暑さもあったし、ちょっと『(身体が)重いな』と思ってプレーしていたけど、まあ、そういった中でも失点せずに、まずは前半終わらせることができて、前はしっかりと得点を取るクオリティを持っているので。きょうもクリーンシートで抑えることができて良かったと思います」 敵地オールドトラフォードで“過去の”ライバルを相手にしたトリッキーな試合。昨年までなら引き分けに持ち込まれたり、もしかしたら落としていた試合だったかもしれない。しかしそんな中でもしっかりと勝ちきるのが、今季のアーセナルの強みだ。 優勝争いをした昨季の経験が生かされ、チーム全体が成長しているのは明らかだ。この点について25歳は、「以前も話したように、僕自身は怪我をしてしまい経験していない」と前置きしたうえで、こう続けた。 「しかしチームとして言えば、そこの部分、去年の経験というのは生きていると思う。こうしてアウェーで、ビッグクラブとやって、勝点3をしっかり取って帰るというのは去年と違うところだとは思うので。ましてやこの最後の大事なタイミングで、そうですね。つながってよかったと思います
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