レアルから移籍するも、屈辱の0ゴールでシーズン終了 “319分”しかプレイできなかったFWが忘れられている
今季も怪我に苦しめられた
レアル・マドリードでの長かった5年間を終え、昨夏セビージャへ向かった男の今季は何とも苦いものになった。 今季セビージャで319分間しかプレイできなかったのは、FWマリアーノ・ディアスだ。 レアルでも大半の時間をピッチの外で過ごしていたマリアーノは、30歳を迎えたタイミングでセビージャへ移籍。レアルでは戦力外扱いとなってしまい、これは当然の移籍だったと言える。 レアルでの時間は難しいものとなったが、スペイン『as』は当初セビージャ側がマリアーノの獲得を喜んでいたと振り返る。レアルでは苦戦したが、リヨンでプレイしていた2017-18シーズンにはリーグ・アンで18ゴールの数字を残した実力者だからだ。 「『リヨン時代のマリアーノ』になれるのであれば、セビージャが獲得できる最高のストライカーだとメンディリバル前監督はマリアーノの加入を喜んでいた。問題は、リヨン時代のマリアーノどころか、セビージャではほとんど出場すら出来なかったことだ。主な理由は、彼が常にフィジカル面の問題に悩まされていたためだ」 同メディアはこのように今季のマリアーノを振り返っているが、今季もマリアーノは怪我に苦しんだ。それでもクリスマス期間中は休暇を返上してトレーニングに励むなど努力を続けていたようで、リーグ戦ラスト3試合では短時間ながら途中出場を果たしている。 これが来季の戦いへ繋がるものとなるのだろうか。今季は屈辱の0ゴールでシーズンを終えており、ラ・リーガですっかり存在感が薄くなってしまっている。
構成/ザ・ワールド編集部