「全体的に中途半端な成績でした」ヤクルト山崎晃大朗が引退コメントでも笑い呼ぶ 自身の幕引きはヒットで飾る
◇プロ野球セ・リーグ 広島5-2ヤクルト(3日、神宮球場) 山崎晃大朗選手が自身の引退試合で4打数2安打の活躍で現役生活を終えました。 【画像】試合前練習、村上宗隆は背中にガムテープで山崎晃大朗の背番号「31」と「ありがとう」の文字を描いた 9回2アウトの場面で最終打席に立った山崎選手はレフト前にヒットを放ち、スタンドからは大声援が巻き起こりました。 試合後に山田哲人選手から花束が渡され、監督、コーチ、チームメートたちと握手をかわしました。 高津臣吾監督から促されファンに挨拶をした山崎選手。「9年間温かい応援ありがとうございました。監督が言うようにすごく全部が中途半端な選手でした。打っても2割5分、盗塁も2ケタ届かない、打点もちょっと少ない、そんな中途半端な自分を監督は辛抱強く使ってくれました」と会場に笑いがとどろきます。 さらに最後の自身の打席についても「最後中途半端な三振で終わるの悔しかったですが、(山田)哲人さんのホームラン、2アウトランナーなしで回してくれた中村さん」と山崎選手の前の打席でアウトとなった中村悠平選手をいじり、選手らも思わず大笑い。 そして「最後真っ向勝負してくれた森浦くんに感謝したいと思います。全体的に中途半端な成績でしたが本当にありがとうございました」と感謝を伝え会場から大きな拍手で見送られました。