断捨離するときは「思い出」から始めては絶対にダメ!こんまりがよくやりがちな間違いを指摘
間違い2. 時間が足りない
これから行おうとする断捨離プロジェクトの規模により、かかる時間はさまざま。数時間で済む場合もあれば、何日もかかることもあります。大きなプロジェクトは、無理矢理一度に行わないようにしましょう。そんなことをしたら、必要以上に慌てて事を進めてしまい、予定していた内容を終えることができません。混乱した状態で片付けが中断されてしまう可能性だってあります。 実際に取り掛かる前に、具体的な作業をスケジュールのなかに組み込んでおきましょう。休憩時間を用意しておくことも重要です。片付けには時間がかかります。だから、日常生活を妨害するようなタイミングで始めることは避けるべき。例えば、日曜日の夜にワードローブを分別するのはやめましょう。次の日、つまり月曜日には、仕事着が必要となりますからね。週末や、その他の自由に時間を使える日を選んでください。1日に数時間ずつ行うような計画でもOKです。
間違い3. 感傷を誘うアイテムから作業をスタートする
写真や子供服といった感傷的になりがちなアイテムを捨てるのは簡単ではありません。私たちの感情を大きく揺さぶり、どれも見れば見るほど価値あるものに思えてくるからです。 近藤麻理恵さんもマルガレータ・マグナソンも、不要品を捨てる作業をする際、この種のアイテムから始めてはいけないと忠告しています。そんなことをすれば、時間がかかり、やる気がそがれてしまいます。 マグナソンは自著『The Gentle Art of Swedish Death Cleaning』で、こう述べています。「写真から始めてはいけません。手紙や個人的な書類についても同様です。写真や手紙を見直すのは、楽しいのと同時に、少し寂しくもありますが、1つだけ確かなことがあります。それは、ここからスタートすれば、思い出のなかに入り込んでしまい、何も片付ける気が起きなくなってしまうということ」 こうした作業は最後にとっておき、片付けのプロセスが少しでもスムーズに運ぶようにしましょう。