ハリウッドが夢中になる注目の若手俳優10人 ― 次世代のレオ、ブラピは誕生するのか?
9. アニャ・テイラー=ジョイ
“ジャンル映画界の女王” 出演作:『ウィッチ』、『スプリット』、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』、『ザ・メニュー』、『マッドマックス:フュリオサ』 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚『マッドマックス:フュリオサ』で主演を務めたテイラー=ジョイ(28)。ホラー映画『ウィッチ』で気鋭俳優としての地位を確立し、M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』(2017)や、『ザ・メニュー』(2022)といったジャンル映画に引っ張りだこになった。 フュリオサ役でアクション俳優としての実力を証明したテイラー=ジョイは、今後もその路線を辿っていくだろう。新作には、2人の殺し屋の恋を描く『The Gorge(原題)』や、“正真正銘のアクションスター”のクリス・エヴァンスと共演するスリラー『Sacrifice(原題)』が控えている。
10. ゼンデイヤ
“ユニコーン級の逸材” 出演作:『スパイダーマン』シリーズ、『グレイテスト・ショーマン』、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』、『デューン』シリーズ、『チャレンジャーズ』 27歳のゼンデイヤは、子供向けのテレビ番組でキャリアを積んだ後、『スパイダーマン:ホームカミング』で映画界に進出。サプライズヒットを記録したミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や、『デューン』シリーズに出演した。 ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』でスターへの階段を駆け上がったが、現在は映画俳優として急上昇中。ルカ・グァダニーノの新作『チャレンジャーズ』では主演兼プロデューサーを務めたほか、「ブルガリ」や「ランコム」と高額なコマーシャル契約も締結している。 ※初出は米『ハリウッド・リポーター』(5月22日号)。本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌