ハリウッドが夢中になる注目の若手俳優10人 ― 次世代のレオ、ブラピは誕生するのか?
3. ジェイコブ・エロルディ
“シャイな憧れの的” 出演作:『キスから始まるものがたり』シリーズ、『Saltburn』、『プリシラ』、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』 オーストラリア人俳優のエロルディ(26)は、Netflixのヒットシリーズ『キスから始まるものがたり』で一躍有名に。今後の出演作には、ギレルモ・デル・トロ監督の新作『フランケンシュタイン』がある。 エロルディのスターとしてのポテンシャルを確固たるものにしたのは、エメラルド・フェネルがメガホンをとった映画『Saltburn』。195cmの長身で、業界のプロデューサーからはアクションスター向きの体格の持ち主と言われているが、本人はそういった役柄に興味を示していないようだ(新生『スーパーマン』のオファーも断っている)。
4. ポール・メスカル
“アートハウス界のプリンス” 出演作:ドラマ『ふつうの人々』、『ロスト・ドーター』、『aftersun/アフターサン』、『グラディエーター2』 ドラマ『ふつうの人々』でのデビュー以来、メディアの注目を集めているアイルランド出身のメスカル(28)。11月全米公開の『グラディエーター2』(リドリー・スコット監督)で初めてスタジオ作品の主役を務める。 これまでは、ハリウッドの大作ではなく、『ロスト・ドーター』やオスカー候補となった『aftersun/アフターサン』など、アワード受けする作品に出演していた。「どの監督もポール・メスカルを気に入っているけど、観客は彼のことを知らない」と、ある重役は語るが、『グラディエーター2』ではメスカルのスターとしての力が試されることになるだろう。
5. ジェナ・オルテガ
“Z世代を魅了” 出演作:ドラマ『ウェンズデー』、『スクリーム』シリーズ、『ビートルジュース ビートルジュース』(『ビートルジュース』の続編)、『クララとお日さま』 Netflix史上最も視聴された英語シリーズである『ウェンズデー』で、一躍スターの座をつかんだ21歳のオルテガ。それまでは、ドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』などの子役として知られていた。 『ウェンズデー』のプロデューサー、ティム・バートンとは、新作映画『ビートルジュース ビートルジュース』(9月6日全米公開)で再タッグを組んだ。今後の待機作にはそのほか、タイカ・ワイティティ監督の『クララとお日さま』や、『ウェンズデー』シーズン2がある。