松本潤の地方公演「夜の顔」、15歳山Pの「別次元の輝き」…2人の元Jr.語り尽くす「あの頃のジャニーズ」#1
■「山Pの輝きは別次元」Jr.時代からケタ違いだった山下智久
――たくさんの候補者の中から高橋さんは見事合格したんですね。 高橋 僕、小学1年生からクラシックバレエやってたんですよ。5年生の時にはぼちぼちバレエ漬けだったんでウォーミングアップの仕方が他の人と違うですよね。それを一番後ろのほうでやっていたから目を引いたのかもしれないですね。 石垣 一番前でやらないで後ろでやるってとこがいいね。一番前でやるやつ嫌いなんだよ(笑)。「俺に続け」みたいな。そういう人はだいたい受からないですからね。 ――数百人いて残るのは数人っていうレベルなんですね。 高橋 ですね。僕のときは、一番前にA.B.C-Zとかがいて、(Kis-My-Ft2の)藤ヶ谷(太輔)くんとかもいたのかなぁ。まだ全然キスマイになる前ですけど。二階堂(高嗣)くんはまだゼッケンつけてたようなときだったんで。 石垣 当時、端のほうに俺いなかった? いたんだと思うんですよ。「一応、ダンスもやる気ありますよ」ふうで行ってたんです。でも、先頭に山P(山下智久)がいて……。「これは無理だ」と思って。スターが先頭にいて“これダンスで勝負は無理でしょ”って。山Pはジーパンにノースフェイスのダウン着て踊ってましたよ。“ホント無理。もう呼ばないで”って思いましたね。 高橋 山Pの輝きはもうちょっと別次元でしたね。 石垣 俺、同い年だったけど、この路線では勝てんと思った。それぐらい別枠。当時もうスターですよ。15歳ぐらいでしたかね。NEWS結成前ぐらいだったかな。 高橋 Four Tops(※山下智久、生田斗真、風間俊介、長谷川純によるユニット)だね。「四天王」って言われてて。風間くんはガチガチのジャージでレッスンやってましたよ。 石垣 風間くんがあのまんまだからな。マジで真面目だから。 ――風間さんもちゃんとダンス上手いんですか? 高橋 上手いですよ! ※ ※ スターたちの素顔や伝説からジャニーズ事務所入所の経緯まで赤裸々に語ってくれた石垣さんと高橋さん。次回は伝説の先輩との“いい話”が飛び出すことに……。 石垣大祐(いしがき だいすけ)、1985年6月28日生まれ。Jr.内ユニット・FIVEやQuestion?でキーボードを担当。NHKの番組『ザ少年倶楽部』(2000年4月~24年3月)や、近藤真彦を始め多くのジャニーズアーティストのコンサートでのバックバンド演奏を務めた。石垣は東京・池袋でカラオケバー「dacapo」を経営している。 高橋竜(たかはしりゅう)、1991年8月21日生まれ、埼玉県出身。ユニット・MADEやThey武道のメンバーとしてKinKiKids、滝沢秀明氏(43)、嵐、NEWSなどのバックダンサーを務めた。現在は埼玉・川口で飲食店「りゅう」を経営している。
ピンズバNEWS編集部