ダイドーGHD 輸出事業強化へ新会社
ダイドーグループホールディングス(ダイドーGHD)は、輸出事業のさらなる強化に向け、組織を再編成し、9月24日付で新会社を設立する。 新会社は、ダイドーGHDの100%連結子会社「ダイドードリンコインターナショナル」で、ダイドードリンコの海外輸出事業を分社化し、グループの海外事業統括部傘下に、トルコ事業などと並列で加え、引きつづきダイドードリンコ商品の海外輸出入事業を担う。 ダイドーGHDは、2030年に向けた方針の一つに「海外での事業展開の拡大」を掲げており、現在はトルコを中心に、ポーランド、イギリス、中国に拠点を持ち、各国でビジネスを展開している。これまでダイドードリンコの製品輸出は東南アジアなどの一部のみだったが、さらなる拡大を目指し、今後はオセアニアや北米などにも広げたい考えだ。 新会社の社長は現ダイドードリンコ海外事業部長の田中修氏が務める。