“中嶋常幸の愛弟子”19歳の中村心が「66」の大まくり! 一気に11人を抜いて運命の最終日へ「明日も60台を」
“レジェンド”中嶋常幸からのアドバイス「緊張も楽しむぐらいで」
◆国内女子プロゴルフ 日本女子プロゴルフ協会最終プロテスト 10月29日~11月1日 大洗ゴルフ倶楽部(茨城県) 6602ヤード・パー72 【写真】馬場咲希&清本美波ら昨年のプロテスト合格者/渋野日向子、原英莉花、稲見萌寧、菅沼菜々、大里桃子ら2018年合格組の貴重なリクルートスーツ姿
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテスト3日目。 19歳の中村心が6バーディー、ノーボギーとほぼ完璧なゴルフを披露。“合格ライン”ギリギリの16位タイから通算4アンダーの5位まで浮上し、明日の最終日を迎える。
惜しいパッティングが続いてスタートから6番まではパーを重ねた。周囲のライバルたちの動向も気になるところだが、当時の心境をこう振り返る。 「いつか入るだろうと思って。焦りは特になかったですし、ショットがよかったので入るまで耐えようという感じでした」。気持ちにも余裕を持ってプレーを続けられたことが、好スコアに結びついた要因なのかもしれない。 すると、7番パー5で6メートルの距離を沈めて、この日初めてのバーディーを奪取。その後は9番から後半の12番まで圧巻の4連続バーディー。 「初日から安定していた」というショットが武器となり、9番では1メートル、11番と12番では3メートルの距離につけて、確実にバーディーを積み上げる。さらにパー3の16番もバーディーとして、この日のベストスコア「66」をマークした。 また、中村はゴルフ界の“レジェンド”でもある中嶋常幸を師と仰ぐ。プロテスト前には「緊張するなというのは無理だから、緊張も楽しむぐらいで」と、一言アドバイスをもらったという。 合格に7打及ばず涙をのんだ昨年のリベンジへ。プロの扉はもう目の前のところまできているが、「明日も60台を」とさらなる上位での合格を目指すつもりだ。
ゴルフのニュース編集部