ユヴェントスの公式Xがハッキング被害…突如発表された“トルコの至宝”獲得は誤報
ユヴェントスは21日、クラブの公式Xアカウント(@juventusfcen)がハッキングされたことを発表した。 【投稿】ユヴェントスがハッキング被害を報告 今夏に就任したチアゴ・モッタ新監督の下、今シーズンここまで公式戦無敗を維持しているユヴェントス。5年ぶりのスクデット獲得を目指すセリエAでナポリ、インテルに次ぐ3位につけているほか、チャンピオンズリーグ(CL)で開幕2連勝を飾るなど、まずまずのシーズン序盤戦を過ごしている。 そんな同クラブが現地時間21日、突如としてレアル・マドリード所属のトルコ代表MFアルダ・ギュレルに関する情報をクラブの英語版公式Xに投稿。同選手が飛行機から空港へ降り立つ姿をとらえた写真を「アルダ・ギュレル、ユヴェントスへようこそ! サッカー界の新星がユヴェントスの一員となった。新たな旅でともに歴史を作る準備はできているか?」という文言を添えて公開していた。 しかし、ユヴェントスは後にこのアカウントがハッキング被害に遭っていたことを発表。「ユヴェントスの英語版アカウントがハッキングされました。このアカウントで公開されている虚偽の情報は無視してください。我々は現在この問題の解決に取り組んでいます」と、ギュレルに関する投稿が誤報であると強調している。 そもそも、イタリアとスペインの移籍市場は閉まっているため、仮にユヴェントスがギュレルとの契約を望んでいたとしても、来年1月の移籍市場開幕までに同選手を獲得することは不可能となっている。なお、思わぬ形で注目を集めることとなったギュレルは、在籍2年目を迎えたレアル・マドリードでここまで公式戦10試合に出場している。
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