大阪府、14日からの休業要請を正式決定 吉村知事「民間の皆さまには厳しいことをお願いする」
夜の繁華街「警察の呼びかけお願いしたい」
吉村知事は「緊急事態宣言が出されてから、府民の皆さまに強い外出の自粛をお願いしている。多くの府民に協力をいただいているが、さらに人と人との接触を減らしていく必要がある。特に繁華街においては特定都道府県だけではなく、全国的にも接客をするところは控えてくださいと、昨日首相の要請もあった。大阪は大阪市が中心となると思うが、夜間の繁華街に多くの人が出ていることがないように、警察の呼びかけと見守りをぜひお願いしたい」と繁華街のパトロールを強化していくことについて述べた。 府警関係者は「繁華街のパトロールは極めて重要だ。自治体や関係機関も一緒に知恵を絞りながらやっていける部分があると思っているのでご検討いただきたい」と答えた。
大阪府独自の支援策を行う意向
そして、会議の最後、吉村知事は、府民に自粛をお願いしていることについて「それを支えになるような事業について予算編成を執行したい」と話し、大阪府独自の支援策を行う意向を示した。 東京都が休業要請時に「協力金」を出す話にふれ「大阪府は単独でそのようなマネをするだけの財政力がないということは府民のみなさんに申し上げている」と話した。しかし「なにもしなくていいということではない」として、大阪府独自の支援策を4月下旬の補正予算で行い「中小企業や府全体のことを考えたしっかりした予算編成が必要」と述べていた。