健康美ボディをつくりあげた40歳・助産師 「結婚や妊娠出産、育児を経ても、こんなに輝けるんだよ!」とステージで伝えられたら嬉しい
「ベストボディの選手には、たくさんのママ選手がいます。お孫さんがいる選手もいらっしゃいますが、皆様とてもおきれいでキラキラしています。そんな姿が、人生のモデルになれば素敵ですよね」 【写真】岸和田谷悠子さんのハリのある健康美ボディ
ベストボディ・ジャパン2024大阪大会(7/7開催)と同時に行われたフィットネスモデル2024大阪大会では、レディースクラス(35~49歳)で、奈良大会グランプリの岸和田谷悠子(きしわだや・ゆうこ/40)さんが準グランプリとなった。 岸和田谷さんは17歳になる息子の出産を機会に助産師になった。 「『今、若者の結婚願望がなくなっている、家庭をもつことに魅力を感じない』などといった声がメディアでも取り上げられていて、日本の少子化が深刻ですが、『結婚や妊娠出産、育児を経ても、こんなに輝けるんだよ!』ということをステージで伝えられたら嬉しいな、という気持ちでコンテストに出ています」 コンテスト歴3年目となる岸和田谷さん。ダイエット目的で通っていたジムで、パーソナルトレーナーから勧められて、ベストボディ・ジャパンに出場するようになったそうだ。 「ベストボディ・ジャパンに出場されている選手を見ると、みんな女性らしくキラキラ輝いていました。私は若いころ、レゲエダンスでステージに立っていたこともあったのですが、またステージに立てることができるのかと思うとワクワクして、ベストボディ・ジャパンにハマりました」 大会に出場するためにはいろいろな準備が必要だ。 「大会出場に向けてダイエットはもちろんですが、トレーニングだけしていてもステージには立てないこと、ポージングやメイクなんかもたくさん研究しました。全てをこなさないといけないことが大変でした」 ステージでは常に感謝の気持ちでいっぱいだという。
「ステージは緊張しますが、何度立っても楽しいです。ステージへの準備にはたくさんの時間を要しますが、ステージに立つ時間はあっという間に過ぎてしまいます。その短い時間が私にとっては特別な時間で、準備に携わっていただいたトレーナーや、ポージング講師、メイクアーティスト、それから大会に出ることを応援してくれている家族や友達に、感謝の気持ちいっぱいでステージに立っています」 今後の目標は「日本大会でTOP10入りする選手になることです」という岸和田谷さん。 「フィットネスモデルとしてはまだまだ筋肉量も足りないので、筋肉量アップとボディメイクをしていきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁