例年以上の出来「養殖ブリ」丸々と 愛南で出荷最盛期(愛媛)
本格的な冬の冷え込みが続く中、魚類養殖の盛んな愛南町でブリの出荷が最盛期に入った。拠点のある久良地区では連日、生産者らが作業に精を出し、丸々と肥えた自慢の一匹を各地に送り出している。 18日は日の出前から久良漁協と地元水産会社の関係者が準備し、沖合のいけすへ。約1年半かけて育てた5~6キロのブリを玉網ですくい船上で生け締め、港に戻ると手際よく箱詰めしていった。同日は約1200匹を水揚げし、関西方面の量販店などに出荷した。 出荷は来年2月末まで。同漁協は公式ホームページで一般向けの直販も行っている。
愛媛新聞社