貨物船の船長を飲酒操船で検挙 高知港内で浅瀬へ乗り揚げる事故起こす【高知】
酒を飲んだ状態で貨物船を操縦し高知港で浅瀬に乗り上げる事故を起こしたとして、貨物船の船長が業務上過失往来危険などの疑いで高知海上保安部に検挙されました。 検挙されたのは、国内を運航する貨物船「marumasa12号」の船長(57歳)です。 船長は12月8日の午前、高知港で石灰を積み込み兵庫県に向け出港してすぐ、高知港内で浅瀬へ乗り揚げる事故を起こしました。 座礁によるけが人や燃料の流出はありませんでした。 船長は事故直後の事情聴取で深夜まで飲酒していたと話したことからアルコール検査を行ったところ、安全管理規定によって禁止された数値を超えるアルコール濃度が検出されたため、業務上過失往来危険などの疑いで検挙したものです。 船長は「1.8リットル入りの焼酎のパックの半分を飲んだ」と話していて、容疑を認めているということです。