S班陥落後わずか50日で返り咲いた南関の大エース! 郡司浩平が2年ぶり5度目のKEIRINグランプリへ出陣
逃げでも捲りでも…! 万能性突き抜けるオールラウンダー
どの位置を回ろうともどんな展開であろうとも役割に対してしっかりと戦うのが郡司浩平。その走りは万能性に優れており、先行でも捲りでも難なくこなす。寛仁親王牌決勝でも近畿と北日本の競り合いを見守らず、ホーム手前では隙を突くようにトップスピードに入れていた。ラインとしての結果は苦汁をなめることになったが、この時小原大樹は準Vを納めており、番手におさまった近畿3番手の古性が優勝している。 郡司の万能性を支えるのが動きのキレとトップスピードであり、迷いのない判断で攻める際は、自身あるいはラインの仲間に優位な展開を的確に作り上げてしまう。流れを引き寄せる、仲間に繋ぐ走りができるオールラウンダーであり、野球で言えば場外弾を打てる“パワーヒッター系”二番打者といった具合だろうか。 以前、郡司がインタビューで最強の選手像を尋ねられた際には「どんな展開であれ最後の最後まで期待感を持てる選手」だと話をしていた。今年5度目の挑戦となり悲願達成に向けて正念場。南関の大エースに寄せられる思いは計り知れない大きさだが、最後まで期待感を裏切らない走りで静岡を沸かせるに違いない。
応援メッセージ
最後に、「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2024優勝選手」で郡司浩平に寄せられたコメントを紹介する。 「南関東地区に1番貢献している選手、今年はチャンス掴んで欲しい」 「機は熟した!五回目の正直」 「今年最初に優勝しているし最後も郡司に締めてもらいたい」 「競輪祭の深谷の無念晴らしてください」 「南関東結束の集大成を見せて欲しい」 「非の打ち所がない上手くて強い」