とろける食感 どうぞ おいまつ柿 21日から店頭販売 花泉【一関】
鮮やかな色つやと軟らかくとろけるような食感が特徴の干し柿「おいまつ柿」は、21日から一関市内の店舗などで販売が始まる。同市花泉町老松で特産化を目指す老松柿生産組合「おいまつ柿援隊」(小野寺義成組合長)では27日までに6000個を箱詰めやパック詰めして出荷する。 おいまつ柿は、皮をむいた渋柿を硫黄で薫蒸(くんじょう)してから干すことで軟らかさを保つ製法で作られ、今季は11月4日から組合員が同町老松地内の作業場で皮をむいた柿を屋外の干し場につるし、約1カ月半寒風にさらして甘味を凝縮させた。 価格は、箱入りが3000円(20個)と1500円(10個)の2種類、パック詰めは500円。販売はJAファーマーズいわて平泉(同市末広1丁目)、新鮮館おおまち(同市大町)のほか、旧JAいわて南老松支店の作業場でも発送を含め受け付ける。