【UFC】朝倉海「僕が王者になって、UFCを日本に持って行く」、UFCアジア代表が、UFC日本大会および『ROAD TO UFC シーズン4』開催を示唆「日本に2度目のMMA黄金期が到来しようとしている」
2024年12月7日(日本時間8日)の『UFC 310』(米国ラスベガス・Tモバイルアリーナ)のコ・メインで、UFC世界フライ級王者・アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル・ATT)に挑戦する朝倉海(日本/JTT)が10月17日、都内にて会見。その冒頭で、UFCアジア責任者のケビン・チャン氏がビデオメッセージにて、2025年のUFC日本大会および『ROAD TO UFC シーズン4』開催を示唆した。 【写真】平良達郎の活躍にも触れたケビン UFCアジア代表 ◆ケビン・チャン「私たちはこれから歴史を目撃することになる」 「朝倉サン、ようこそUFCへ。長くUFCとともに過ごしていますが、UFC初戦でタイトルに挑むファイターというのは今まで見たことがありません。それは朝倉選手がMMAというスポーツにもたらすもの、そしてそこに与えたインプクトの大きさを示しています。朝倉海選手のUFC参戦にこれ以上ないほどワクワクしています。“ガンバッテネ”。 今年、UFCはアジアに戻ってきます。おけるUFCは、11月23日に開催される『UFCファイトナイト・マカオ』はもちろん、引き続き、2025年以降についてもアジア圏でイベント開催の機会を模索しています。もちろんそこには日本も含まれています。朝倉海選手のような地元のスーパースターがいることで、どの国であっても究極的にその国のスポーツ人を押し上げるのは言うまでもなく、そうした選手たちの登竜門として私たちは『ROAD TO UFC』トーナメントを設立しました。来年には『シーズン4』を迎えます。そこからすでに中村倫也選手や鶴屋怜、風間敏臣選手といった有望株が誕生し、デビューして本物の可能性を見せています。選手末には惜しくも敗れてしまったものの、平良達郎選手が記憶に残る激闘を披露し、『ファイト・オブ・ザ・イヤー』候補の声があがるなど、フライ級1位のコンテンダー(ブランドン・ロイバル)を相手に本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。 10年以上の時を経て、日本は再びこのスポーツの世界的リーダーとしての地位を確立しようとしています。日本に2度目のMMA黄金期が到来しようとしています。それを率いるのはワールドクラスの次世代日本人ファイターたちです。私たちはこれから歴史を目撃することになるでしょう。『UFC 310』は12月7日(日本時間8日)、ラスベガスのTモバイルアリーナにて開催されます。お会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました」 ケビン アジア代表の言葉を受けて朝倉は、「すでに日本人でUFCで活躍している選手も結構いますし、僕がチャンピオンになることでまたUFCを日本に持ってくるチャンス、持ってきたいと思っています」と語っている。
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