“同学年の頂上対決”決着 藤井聡太八冠(21)に挑む伊藤匠七段(21)の師匠 宮田利男八段が語る2人の共通点とは?
CBCテレビ
6月20日、将棋の「叡王戦五番勝負」の最終決戦、藤井聡太八冠(21)の対戦相手である伊藤匠七段(21)の「師匠」はどう見ていたのでしょうか。 【写真を見る】“同学年の頂上対決”決着 藤井聡太八冠(21)に挑む伊藤匠七段(21)の師匠 宮田利男八段が語る2人の共通点とは? 東京で宮田利男八段を直撃。「チャント!」のスタジオで、藤井八冠の師匠、杉本昌隆八段と一緒にご覧いただきました。 (大石邦彦アンカーマン) 「第5局の勝者は?」 (伊藤匠七段の師匠 宮田利男八段) 「伊藤七段が勝ちます」 伊藤匠七段が5歳から通った将棋教室の師匠、宮田利男八段。 「絶対王者」の藤井八冠に挑む弟子を、どう見ているのでしょうか。 (大石アンカーマン) 「藤井八冠への苦手意識は?」 (宮田八段) 「まだまだ、あるでしょうね。何と言っても『八冠』ですから」 (大石アンカーマン) 「付け入るスキはある?」 (宮田八段) 「人間ですから絶対あると思います」 21歳の同学年対決、2人には「ある共通点」があると宮田師匠は話します。 (宮田八段) 「2人はけっこう似ているところがある」 (大石アンカーマン) 「どういう点?」 (宮田八段) 「やはり終盤(の強さ)だと思う。読みの能力のケタが違いますから。2人の将棋にコメントするのは、ちょっと厳しいかもしれない」 (大石アンカーマン) 「それだけ異次元の2人なんですね」 (宮田八段) 「と思いますね、好きなようにやってくれ」 藤井八冠は、史上最年少14歳2か月でプロ棋士に。 伊藤七段は、その3年後の17歳11か月でした。 (大石アンカーマン) 「プロになって言葉はかけた?」 (宮田八段) 「報告前から飲んでいて忘れてます。記憶がない…(プロ入り)記者会見があって会場に合流したが。酔っぱらってるから、わからない」 お酒大好きな宮田師匠、実は藤井八冠の師匠である杉本昌隆八段とも交流があったそうで… (宮田八段) 「私が現役時代の頃は交流があった。酒もギャンブルもやったような記憶がある」(大石アンカーマン) 「杉本師匠がですか?」 (宮田八段) 「もうだいぶ前(20年前)ですからね」 (大石アンカーマン) 「スタジオに杉本師匠が来ています。メッセージを」 (宮田八段) 「…余計なことは言わないから安心してね」 (大石アンカーマン) 「もう、大分言っているんですが…」 (宮田八段) 「言ってます?言ってないです」