「マルちゃん」がクオリファイング・オファーを受け入れレッズ残留 来季年俸は32億円超
レッズのニック・マルティネス投手(34)がチーム残留を決めた。米移籍専門サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。 24年は先発で16試合、リリーフで26試合に登板、142回1/3を投げ、防御率3.10だった。1年前に2年総額2600万ドルでレッズに加入したが、オプトアウトでFAに。レッズとマルティネス側は複数年の契約延長について話し合ったが合意に至らず。レッズは1年2105万ドル(約32・6億円)のクオリファイング・オファーを出した。 マルティネス側はFA市場での可能性を探ったが、複数年契約では年俸が下がるため、クオリファイング・オファーを受け入れることが最も魅力的な選択肢となった。 同投手は2018年から3シーズン、日本ハムでプレー。21年はソフトバンクでプレーし、22年からはパドレスでメジャーに復帰。18年には10勝をマークするなどローテの一角として安定感ある投球を見せ「マルちゃん」の愛称で親しまれていた。