新型ホンダ軽商用EV「N-VAN e:」を10月10日から発売。乗用ユースを狙った上級モデルでも300万円を切るお買い得感で「やる気」と「遊び心」を刺激する
プライベートユースにもOK!Honda SENSINGも充実
まず乗用ユースに配慮した2タイプからご紹介しよう。 「e: L4」は、商用から個人ユースまで幅広く活用できる、4席のシートを配置したスタンダードタイプ。それをベースに、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイリングを採用しているのが、実質最上級グレードとなる「e: FUN」だ。 【写真はこちら】趣味やレジャーシーンにもなじむスタイリングを採用した上級グレードも設定(全18枚) フロア下にバッテリーを搭載しながらもガソリンモデルと同等の広い荷室空間を実現している。また、多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用したほか、エクステリアにはツートンカラーも設定される。 「e: FUN」は、LEDヘッドライトを採用したほか、急速充電機能を標準装備とするなど、充実した装備が特徴と言える。インテリアは明るくナチュラルなベージュカラーを採用した。エクステリアにはe: L4同様、ツートンカラーも設定されている。 先進の安全運転支援機能を全タイプに標準装備。また軽商用バンとして初めてサイドカーテンエアバッグを運転席と助手席に標準装備している。さらに軽自動車として初めて、衝突事故での2次被害を軽減する技術である衝突後ブレーキシステムを採用した。とくにe: L4/e: FUNのHonda SENSINGの充実ぶりにも、注目して欲しい。 ■e: L4/e: FUNのHonda SENSING 主要機能 1) 衝突軽減ブレーキ<CMBS> 2) 誤発進抑制機能 3) 後方誤発進抑制機能 4) 歩行者事故低減ステアリング 5) 路外逸脱抑制機能 6) 車線維持支援システム<LKAS> 7) アダプティブクルーズコントロール<ACC> 8) 先行車発進お知らせ機能 9) 標識認識機能 10) オートハイビーム 11) パーキングセンサーシステム(フロント/リア)※7 12) 急アクセル抑制機能※8
コマーシャル向け車両は、特設サイトで限定販売
商用ユースを前提とするe: G、e: L 2の2タイプは、本田技研工業(株)法人営業部 および新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定。リース契約のみでの取り扱いとなる。 このうちe: Gは商用ユースに特化し、機能性を追求したタイプ。ドライバー1名での利用を想定し、シートは運転席の1席のみ設定されている。より長尺の物を積めるよう助手席側ダッシュボードの形状を工夫し、N-VANガソリンモデルと比較し95mm室内長を伸ばした。 e: L2のシートは、運転席と運転席側後席の2席の前後タンデム仕様が採用されている。ピラーをなくした大開口部によって乗り降りや荷物の出し入れがよりしやすい。 全グレードで、Hondaの会員制サポートサービス「Honda Total Care(ホンダ トータル ケア)」のIDを取得すると、さまざまな機能面でのサポートが受けられる。 たとえばお出かけ前タイマー設定、充電待機時間設定、最大電流量設定、最大充電量設定、外部給電下限SOCは魅了で利用可能で、スマートフォンアプリからリモート操作することができる。効率的なドライブプラン構築にも役立ちそうだ。 Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクタ―)※11などのAC外部給電器を使用して、アウトドアやレジャーなどで電化製品を使用した際に、あらかじめ設定した残充電量になると自動で給電を停止。給電による電気の使い過ぎを防ぎます。 ●ホンダ N-VAN e;ラインナップ&価格帯 e: L4:269万9400円/280万9400円(急速充電対応) e: FUN;291万9400円 e: G:243万9800円/254万9400円(急速充電対応) e: L2:254万9800円/265万9800円(急速充電対応)
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