京都市の宿泊税『最大1万円』に引き上げへ…観光業界からは宿泊者の減少を懸念する声も 条例改正案は今年2月に市議会に提出予定
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京都市の宿泊税が最高で1万円に引き上げられそうです。 京都市が2018年に導入した「宿泊税」。現在、宿泊料金に応じて200円から1000円までの3段階で宿泊税が定められていますが、市の関係者によりますと、新たな引き上げ案では、1泊10万円以上の宿泊の場合は1万円など、5段階で区分する方針だということです。 鴨川沿いにあるホテル『リヴェルト京都鴨川』では、スイートルームは時期によって料金が変動し、1泊10万円前後になることも。いまは最大でも宿泊税は1000円ですが、引き上げられると1万円になる場合もあります。 (リヴェルト京都鴨川 金山貴浩支配人)「宿泊税が増えることでお客さまが減るかもしれないので、とても不安に感じております」 昨年度、市の宿泊税の税収は過去最高の52億円でした。市の第三者委員会は去年11月、税収の使い道について、観光客増加に伴う公共交通機関の混雑対策や、道路などのインフラ整備といった市民生活の向上にも活用するよう提言しています。 宿泊税の引き上げについて市民に話を聞くと… (京都市民)「住んでいる自分たちも満足できて『京都市いいよ』と言えるような税金の使い方にしてくれたら」 (京都市民)「京都に泊まりに来る人にはきつい話なので、あまり賛成とは言い難い」 京都市の宿泊税の引き上げに関する条例改正案は今年2月、市議会に提出される予定です。
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