【Juju(野田樹潤)ブログ】第107話:テストとレースで収穫があった富士ラウンド
貴重な公式テストでセッティングを確認。
みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。 暑い夏、皆さんどのようにお過ごしですか? 私はいつも通りという感じです。スポンサーさんのお仕事があったり、シミュレーターをやったり、大学の課題をこなしたり、あとは取材をしていただいたり。けっこうスケジュールが詰まっています。 Juju(野田樹潤)ってどんな人? 最近の写真をみる【スーパーフォーミュラ テスト&第4戦FUJI 現場より】
さて、今回は7月のできごと、富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦の模様をレポートしたいと思います。 今回のレースは7月19~21日の開催でしたが、それより2週間前の7月7日と8日の2日間、同じく富士スピードウェイでスーパーフォーミュラの公式テストが開催されたのでした。 シーズンがはじまって以来、ぶっつけ本番のような感じでレースをこなしてきた私たちにとって、このテストはとても貴重な機会となりました。 シーズン前の鈴鹿テストは生憎の雨でしたから、これまでいろいろと試してみたかったセッティングやドライビングを試す予定になっていました。
テストでは1日目は85周、2日目は66周を、富士用のローダウンフォースセッティングのマシーンで走り込むことができました。 でも、走っている最中「ここでタイムを出したい!」というタイミングとか、ニュータイヤでのアタックというときになかなかうまくいかず、狙っていたベストタイムを出すことができなかった点はちょっと残念でした。
そうそう、今回のレースでは私の担当エンジニアがこれまでの平野さんから星学文さんに変わりました。これはTGMグランプリチーム内でドライバーの変更があったりした関係のオペレーションだったのですが、そのためレース前には星エンジニアと色々なことを話し込み、すり合わせをしました。 これまでは持ち込んだ基本セッティングを施したマシーンに自分のドライビングスタイルを合わせるというかたちで走らせていたものを、今回からは私の乗り方にセッティングの方を合わせるというやり方も試してみようということになったのです。