「DV被害者は自覚がないことも」周囲の後押し呼び掛ける 女性への暴力防止へ 県が福井駅周辺で啓発活動
福井テレビ
夫から妻へのDVやモラハラ、デートDVなど女性に対する暴力をなくそうと、県は12日、福井駅周辺で啓発活動を行いました。 毎年11月12日から25日までは国が定める「女性に対する暴力をなくす運動」の実施期間です。 これに合わせて12日は、県職員ら約20人がチラシ400部を配って暴力の防止や相談を呼び掛けました。 福井県児童家庭課の田渕文子参事は「1人でも多くの人にDVについて知ってもらい、気軽に相談してほしい。DVの被害者は自覚がないこともあるので、周囲の人が相談について後押しをしてもらえたら」と話していました。 県によりますと、2023年に女性から県の相談機関に寄せられたDV被害は505件で、全体の約24%を占めています。
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