減収見込みは16億円余 “103万円の壁”引き上げで 射水市長が試算示す
KNB北日本放送
射水市の夏野市長はきょう、年収が103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」が引き上げられた場合、およそ16億5000万円の減収になるという試算を示しました。 「103万円の壁」については国民民主党が主張する178万円までの引き上げが実現した場合、政府は、地方の税収が4兆円ほど減ると試算しています。 射水市の試算では、個人市民税がおよそ16億5000万円減る見込みで、夏野市長は「予算の編成をどうするのか非常に大変な問題。地方財政への影響をしっかり考慮して財源対策を取るなど十分に協議してほしい」と述べました。 また来年11月に任期満了となる夏野市長は、5期目への出馬について問われると、「支援者に相談しながら、しかるべき時期に判断したい」としたうえで、”多選”への見解を述べました。 夏野射水市長 「一般論として考えても、5期ということであれば20年ということになりますので、これは大変長い期間ということになるだろうというふうに思います」