「指輪パカッ」の寸前でハプニングが…美男美女カップルの天然過ぎるプロポーズ裏話
プロポーズで“珍事”
交際当初から結婚を見据えていた二人。昨年10月、裕馬さんから「これからも一緒にいたい」という思いを伝え、その後、婚約指輪を一緒に探すデートを繰り返し、10店以上を訪れた。 裕馬さんは、自らの意思こそ伝えたが「改めてしっかりプロポーズしたい」と考えるように。婚約指輪のケースを「パカッ」と開ける儀式を彼女が望んでいると知り、今年4月15日、東京・新橋のチャペル併設レストランへ誘った。 「あなただけに尽くす」という意味のバラ21本の花束を用意して、「精いっぱい幸せにするので結婚してください」。そう、交際を打診したときと同じ思いを貫き、同じ言葉で求婚したのだ。二人で号泣しながらの誓いだったが、ここで裕馬さんの天然ぶりが発揮される。 パカッと開けるはずの指輪ケースはまだ包装紙にくるまれたまま。しかもケースにかかったリボンを彼女に引っ張ってもらおうとしていた……。「開けて」という彼女の言葉にわれに返って包装を解き、無事にパカッとできたとか。 入籍は交際開始記念日の8月15日。1年以内に結婚式を挙げたいという。新居では、互いが即興で作った曲に合わせて歌いながら会話する。まさに美声に包まれた日常だ。今月16日には裕馬さんが両親や兄と開いてきた家族コンサートに、初めて安梨沙さんが加わる。 二人でのコンサート開催も視野に入れ、シューマンが結婚の際に妻へ贈った歌曲「献呈」を歌うのが夢だ。
「週刊新潮」2024年11月21日号 掲載
新潮社