写真：クラウド Watch

　株式会社クニエは22日、企業のデータに基づく営業プロセス実現を支援する「データドリブンセールスソリューション」を提供すると発表した。 　データドリブンセールスソリューションは、「クイック診断」「インタビュー」「モデル構築」「PoC」「本格展開」の5つのステップで、データドリブンセールスを営業組織全体に展開する。まず、簡易インタビューよる「クイック診断」で、企業におけるデータドリブンセールスの現状（成熟度）を診断する。 　次に、企業のトップセールスのへのインタビューを通じて暗黙知の可視化を行い、売り上げなどの数値データや業界動向・問い合わせ履歴といった各種情報に、クニエ独自の知見も掛け合わせることで、導入企業の事業に合致した営業の成功パターンを導き出す。さらに、成功パターンを具体的かつ実行可能な業務プロセスまで落とし込んだ上で、現場での定着化までをトータルで支援する。 　これにより、企業は営業に欠かせない担当者のノウハウ・暗黙知までを含め、形式知化された情報に基づき人材を即戦力化でき、トップセールスの離職など人材の流動にも左右されない、強固で持続可能な営業組織の構築が可能になるとしている。 　また、単に企業の保有データのみから最適解を分析するのではなく、不足している情報も補いながら業務プロセスを構築するため、企業は部分的な業務改革にとどまらず、社内外のベストプラクティスを取り入れた最適かつ本質的な営業DXを実現できるとしている。 　サービスは、クイック診断のみや、モデル構築のみのスモールスタートなど、個社の状況に応じて柔軟な対応が可能。価格は個別見積もり。