ドラマ初主演のSakurashimeji 田中雅功と高田彪我 真逆のふたりの挑戦「演じながら別の世界線を生きていました」
11月27日(水)よりスタートするドラマ「カプカプ」。 主人公となるのは就職を控えた大学4年生の沖田海斗と鷹見亮。性格は真逆だけれど、親友のふたりは千葉から大阪を目指して自転車旅をすることに。お金がないふたりが活用する宿はカプセルホテル! 初めてのカプセルホテルに戸惑いながらも、魅了されていく海斗と亮のロードムービーとなっています。 【全ての写真】Sakurshimeji 田中雅功と高田彪我の撮り下ろしカットほか 主演を務めるのはSakurashimeji。海斗を田中雅功さん、亮を高田彪我さんが演じます。 自身が演じる役柄について、ふたりがこのドラマを通じて気がついたカプセルドラマの魅力について、たっぷりとお聞きしました! ※高田の高は「髙」(はしごだか)
怖くなるぐらい、自分と似ているキャラクター
――脚本を読まれてのそれぞれのキャラクターの印象を教えていただけますか。 高田彪我 僕が演じる鷹見亮くんは、自分そのものが投影されているような感覚でしたね。勉強ができるという点を除いては僕とほぼ同じです(笑)。自分にすごく馴染むというか……自然と物語が入ってきて、演じるのがすごく楽しみだな、って思いましたね。 ――田中さんからみても似てますか? 田中雅功 似てますね。彪我が言うように知的なところはちょっと違うんですけど(笑)。 高田 そうですね(笑)。 田中 僕は10年一緒にいるんで、さすがに何を考えているかわかりますけど、初対面の人からはわりとわかりづらいと言われるタイプの人間なんですよ、彪我って。そういう部分も似てます。 ――ご自身が演じられた海斗役についてはいかがですか。 田中 これもまた、僕との違いがほとんどないんじゃないかな、っていうぐらい似ています。 そこまでお芝居経験がない中、ほとんど2人芝居だから必然的にセリフが多くなってくるんです。だから、最初に脚本を読んだときは少し不安だったんですけど、「僕だったらこう答えるな」というのが割と海斗とリンクしていて。そういう意味ではすごくやりやすかったですし、この役ができてよかったなと思っています。 高田 劇中でも僕らだけじゃなくて、ゲストの俳優さんと絡むシーンがたくさんあるんですけど、そこでの立ち回りだったり、亮や海斗の喋る具合が本当に普段の僕らと同じなんですよ。そういうところもなじみがあるというか。「いつもやってるやつだ」ってなります。 田中 喋りたいと思った場面で海斗が喋ってるし、こういうときは彪我に喋ってほしいな、と思ったときは亮が喋ってるし。本当に面白かったです。 ――それは脚本家のマンボウやしろさんとのディスカッションで生まれたんですか? 田中 実はやしろさんとはお会いしたことがなくて。でもどうやら、僕たちがどういう人間かを聞いて、あて書きしていただいているみたいです。それを知らずに最初は読んでいたんですけど、設定から「あれっ?」と違和感があり、読み進めていくうちに「これは僕らだな」って思いました。もはや怖くなるレベルで本当にそのまま僕らだったので、すごくありがたいですね。