【RIZIN】五明宏人、“大流血”赤田プレイボイに接戦勝利!ダウンのピンチも
格闘技イベント『RIZIN DECADE 【雷神番外地】』 2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ ▼第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R (66.0kg) 〇五明宏人(JTT) 判定2-1 ●赤田プレイボイ功輝(剛毅會) 【フォト】流血の激闘!ダウンの瞬間も 五明はJTT所属であり、伝統空手をベースとするストライカー。24年11月のDEEPで、初のメインイベンターとして韓国のミヨン・ジェウクに判定勝利も収めている。プロMMA戦績は6勝4敗。 対する赤田は元Krushファイターであり、現在は平本蓮の付き人を務める。今年11月のMMAアマチュア(DEEP)では圧巻の左のパンチでKO勝ちを収めている。今回がプロMMAデビュー戦だ。 1R、五明がタックルを仕掛けるが、赤田が上を取り、左パウンド。猪木アリ状態から、蹴りを放つ赤田。五明が再度タックルを仕掛け、コーナーでヒザ蹴り、そのままグラウンドへ持ち込もうとするが、赤田はロープを背にしてテイクダウンを許さない。五明のヒジか、赤田が眉間の右側をカットし、ドクターチェック。顔面流血の赤田は笑いながらフックを打つ。 2R、五明は、足へのタックルを仕掛けて、テイクダウンに成功。パウンド、ヒザ蹴りを見舞った五明だが、赤田は再度立ち上がる。スタンドで離れれば、五明は縦ヒジのカウンター、赤田は気合で左ストレートを放つが、五明は上手く組み付く展開も。赤田はストレートを見舞うが、五明は見切ったか。赤田はボディ打ちを見せるが、総合力では五明が上回る。 3R、いきなり組み付いた五明、コーナー際で右ヒザ連打の赤田。五明は、一度離れて、左右フックからタックル。すると、赤田はスタンドで、強烈右フックを当ててダウンを奪う。赤田はパウンド攻撃で追撃するが、五明は気合いで立ち上がり、タックルを仕掛けるもブレイクに。五明は組みに戦術を絞り、組み付きを繰り返す。それでも、赤田は腰が強く、簡単にテイクダウンされない。ブレイク後、赤田は左フックを振り回し、五明がタックル。最後まで赤田は倒されなかった。 ジャッジは際どい判定となったが、2-1で五明が勝利。敗北した赤田も、プロMMAデビュー戦で高いポテンシャルを見せた。