インテリアデザイナーに聞いた、壁紙を変えるときによくある7つの間違い(海外)
大きな柄は、小さな部屋をさらに小さく見せてしまうかもしれない
大きめの、繰り返しパターンの壁紙を小さな部屋に使うと、広さではなく閉塞感を感じてしまう、とチョウはBusiness Insiderに語った。 「広がりのあるデザインだとまとまりがなくなり、見た目の印象と魅力が損なわれる」とチョウは述べた。 「小さめの柄か無地で、部屋が広く見え、より調和のとれた雰囲気が出るものを検討してほしい」
事前に綿密な計画を立てることを忘れずに
柄のある壁紙は、まず、どの壁から貼り始めるか、具体的に決めておくことをホールは勧める。 「部屋の4面すべてに貼ろうと思っているのであれば、柄合わせを進めるにつれ、最後に合わなくなることは、ほぼ100%避けられない」とホールは言う。 「そうなってもまだ許せるところは、部屋に入る時に見えにくい面だ」 チョウによると、こうした綿密な計画はランダムな柄の時により重要だという。貼り始める前に、家具や装飾の配置を確認して、理想通りに見えるかどうかを確認することを勧めている。
色が明るすぎると落ち着いた雰囲気を損ねる可能性も
質感のある壁が好みだという人には、ナチュラル・カラーを使うことをチョウは勧めている。落ち着いた、静かな雰囲気にすることができるという。 「繊細な色彩は部屋を圧迫することなく、壁紙の質感を際立たせてくれる。優しく落ち着いたトーンを選ぶことで、洗練された背景にすることができ、リラックス感を出しつつ、ユニークな質感も出すことができる」 このアプローチによって、部屋の静けさを損なうことなく、全体のデザインを格上げすることができるという。
配色を考える時は壁紙から始めよう
まとまりのある、洗練された配色の部屋にするために、壁紙とラグマットから始めて、その後で、塗装色を決めることをチョウは勧めている。 「壁紙には、全体的な配色にインスピレーションを与えられる色柄のものが多い。壁紙を塗装に合わせるのではなく、塗装を壁紙を合わせることで、コーディネートと見た目の美しさはさらに確実になる」とチョウは述べた。
売りに出す時のことを心配するのはやめて、自分らしい柄を選ぼう
将来家を売りに出す可能性があるからと、壁紙にこだわらないのは良くない、とホールはBIに語った。 「ときめくものがあるのなら、目を付けていたワイルドな柄を選んでもいい」とホールは述べた。 「壁紙は安い投資ではないし、好きな柄を選べば、後悔することはないだろう」
Chloe Caldwell