「まだやるべきことがたくさん残っている」 ダニ・オルモが窮地のバルセロナで決意を語る
監督への信頼を強調
ハンジ・フリック監督の就任により新体制となった今季のバルセロナは最高とも言えるスタートダッシュを切ることに成功した。しかし、怪我人の続出や、機能していたハイラインが攻略され始めたことで勝ち点を逃し続け、リーグ戦で18節を終えた現在はアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードに次ぐ3位となっている。 シーズンが進むごとに弱点を露呈し始めたことで窮地に陥っているバルセロナだが、今季から新加入となったダニ・オルモは「まだやるべきことがたくさん残っている」とチームでの野心を『Barça One』語った。 「今年は本当に特別な年だったが、これはほんの始まりにすぎない。まだやるべきことがたくさん残っている。バルサと共にタイトルを獲得したい。(EUROを優勝した)スペイン代表と同じようにね」 また、特に問題を抱えている守備面を改善出来ていないことについて、多くの批難を浴びているフリック監督に対して現在でも変わらない信頼を寄せていることを明かしている。 「彼はブンデスリーガ時代から私を完全に理解してくれている。どこのポジションでプレイして、どこにいたとしても、常にベストを尽くすつもりだ」 登録問題の解決を待っている状況のダニ・オルモだが、「故郷に戻ることは夢だった」と語り、バルセロナに残ることを最優先に考えていることを示している。試練の時間を過ごしているバルセロナでダニ・オルモがどのような活躍を見せてくれるのか注目したいところだ。