渡辺雄太「バスケしたくてうずうず」6月強化試合は参加不透明も「個人的には出たい。大人の事情に巻き込まれ・・・」
バスケットボール男子の渡辺雄太が16日、都内 で行われた男女日本代表の新ユニホーム発表会見に登壇した。 渡辺は今季、NBAグリズリーズで日本人最長6季目を終え、来季からは日本のBリーグでプレーすることを表明。だが、現時点ではまだ形式上、所属はグリズリーズとなっている。6月に予定されている強豪オーストラリアとの強化試合(22、23日・北海きたえーる)については「実はまだ北海道の試合に出れるかどうか、ちょっとNBAの規程上のことで、大人の事情に巻き込まれてまして・・・」と苦笑いしつつ、「出れるか分からないが、個人的には出たいと思ってる。バスケがしたくてウズウズしている」と語った。 NBAには、選手の代表活動は28日以内というルールがあり、6月下旬の時点では、このルールに引っかかる可能性がある。 本番のパリ五輪までは3か月を切った。世界ランク26位の日本は1次リーグで、23年W杯優勝国のドイツ、開催国で21年東京五輪銀メダルのフランス、最終予選の勝ち上がり国と対戦する。「ドイツとフランスにはたくさんのNBA選手がいる。そこをなんとか突破して、もし米国と対戦することができたらKD(ケビン・デュラント=サンズ)とマッチアップが楽しみ」と渡辺。目標の8強入りを果たし、かつての同じチームで切磋琢磨(せっさたくま)した仲間と、五輪での夢の対決を見据えた。
報知新聞社